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アブダビはアラブ首長国連邦(United Arab Emirates:UAE)の首都で、石油開発の中心地であると共に各国の大使館等がある、政治及び文化の街でもあります。道路は整備され、緑化が進んだ高層ビルの立ち並ぶ美しい近代都市です。
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アブダビには、上部ザクム油田をはじめとして 超巨大油田が数多く存在します。日本からも多くの石油開発技術者がいくつかの操業会社で活躍しています。現地政府及び国営石油会社から、その技術力に高い評価を得ています。
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砂漠ドライブ
キャンプ地へ向かう途中の出来事です。砂漠の中での運転は、慣れれば誰にでも出来、スリルに富んでとても楽しいものです。中央の車の運転手(右手)は、呆然としておりますが、まもなく先導車により無事救出されました。
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透き通った青い海は、かつて天然真珠産業の源でしたが、現在は白い砂浜に沿って5星クラスの豪華なホテルが林立しています。猛暑の夏に比べて秋から冬にかけての気候は日本の初夏に似ており、主としてヨーロッパから多くの観光客が訪れます。マリンスポーツ、砂漠へのツアー、金スーク(マーケット)での買い物、豊富な海の幸の料理等が人気です
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U.A.E.は、アブダビの他にドバイ、シャルジャ等計7つの首長国からなる連邦国です。北海道と同じ程度の面積で、人口は200万人を超えていますが、7割程度が外国人(エジプト、オマーン、レバノン、スーダン等近隣のアラブの国の人々、インド、パキスタン、フィリピン、韓国等のアジアの国からの人々、他にヨーロッパ、オーストラリア、アメリカの人々)で、日本人は1000人程度生活しています。鉄道、地下鉄が無いため、街の中の移動は車が中心となります。庶民の足はタクシーで、初乗り1ディラハム(約35円)です。ベンツ等の高級車リムジンでもアブダビ市内からドバイ空港まで約150Km(90分)で250ディラハム程です。
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シュワルマの屋台です。鳥又は羊の肉を重ねて筒状にしたものを外側からあぶり焼き、焼けた部分をナイフでこそぎ落とし、トマト、玉ねぎ等と共にアラブのスパイスで味付けし、丸い形をしたアラブのパンに包んだシュワルマサンドイッチはとても美味しく、人気のある店には行列が出来る程です。
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UAEは、日本とはサッカーの国際試合でよく対戦相手になるようです。スポーツ施設が整っており、ヨット、砂漠ラリー、ゴルフ、テニス、クリケット、乗馬、モトクロス等の国際試合が近年数多く開催されています。
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UAEは1971年にイギリスから独立した若い国です。国民の殆どがイスラム教徒です。男性はカンドーラと呼ばれる上下一体となった白い服を着、女性は、家の外に出る時はアバヤと言われる黒い服を纏っています。彼らは親日家で、来日の際には大相撲をはじめとする多くの日本文化に興味を持って接します。
素材提供:ジャパン石油開発(株)